レストラン茅乃舎オフィシャルブログ

12月生け花教室

2012年12月12日
今年最後のの生花教室が行われました。
冬空の間から青い空がのぞき、気持ちのよい日でした。
昼間は、寒さも少し緩み、皆様で楽しいお時間を
お過ごしいただいたようでございます。

今回の花材は、大変格式の高いとされる万年青(おもと)です。
おめでたい席には、この花さえあれば良いとも言われるほどで、
新築のお祝として持参したり、お正月の花として生けたりする花材です。


《 12月の花材 》

◆ 万年青(おもと)  ユリ科

同じような葉が10枚ほど、そして赤い実が一つ。
おもとの生け方には、その人の人生が表されると秀可先生はおっしゃいます。

そして、先生のおっしゃる通り、ご参加の皆様それぞれに
感性をフル駆動して、個性豊かな作品が生まれました。


===== 万年青の自由花 =====

自由花として生ける万年青は、株立ちの状態を表現しながら、
従来の格花を崩して自由に活けてよいのではということになった。

特に、前面には旧年の古い葉を倒して使う。

それは、「そこに紅い実が立ち上がってきて古い葉が押し倒される」という意味があり、
植物の出生を自由に表現しながら生けるという発想がなされるようになった。

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まずは、赤い実を挟んで、新葉と旧葉を向かい合わせます。
若者とその先輩が向かい合い手を取り合う世の中を
望む気持ちがそこにはあります。

勢い良く伸び上がる新葉が倒れないように旧葉が支え、
旧葉が倒れないようにその周りを新葉が支える…
新葉と旧葉がお互いを支えあい、助け合う姿を表しています。

これこそが平和で豊かな世の中の象徴として、
昔から万年青は大切に生けられてきました。


赤い実が自己主張し過ぎないよう、
葉で囲んで少しだけ顔をのぞかせる秀可先生。
「私は、そのような生き方が好きなんですよ。」
笑顔でそうおっしゃいました。

万年青の生花は、生ける方の人生を表す・・・

その意味が良く分かりました。

お正月にふさわしい花材、万年青の生花は、
ご参加の皆様の心にも深い感銘を与えたようでございます。

秀可先生の説明を熱心にお聞きになり、頷かれる皆様。
作品に心を込め、一葉一葉生けていらっしゃいました。


皆様の作品は、秀可先生のホームページでご紹介いただいております。
皆様もどうぞご覧くださいませ。


ご参加の皆様、ご自宅でもう生けられましたか。
きっと、素敵なお正月をお迎えするのでしょうね。
万年青の生花で、心温まるシーンが生まれるとよいですね。

来年のカレンダーに添えた作品の写真をご覧になり、
万年青のお話などなさってくださいね。
カレンダーの包みには、手掘りの印で「感謝」を押しました。
今年も生け花教室へ足をお運びくださり、
ご一緒に楽しいお時間をお過ごしいただいたことに、
心から感謝する気持ちをスタッフ流で表してみました。
スタッフの遊び心でお楽しみいただけると幸いでございます。

**********

毎回お楽しみの一つとなっておりますランチプレート。
やはり、冬は十穀鍋ですよね。
今年も茅乃舎生け花教室のランチプレートを
たくさんの方にお楽しみいただきました。
「とっても美味しかったです!」
「毎回、楽しみに参加しています。」
いつも嬉しいお言葉を頂戴しております。
また、来年も思考を凝らしてお迎えいたします。

======= 12月のお献立=======

◆ ヤーコンキーウィソース
◆ 十穀鍋
◆ 香の物
◆ 釜炊き 白ご飯
◆ 効能茶


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ご参加の皆様におかれましては、
わざわざ山の中まで足をお運びくださいまして、
ありがとうございました。
またお会いする日をスタッフ一同心待ちにしております。

新年1月は、1月8日(火曜日)の開催でございます。
お気をつけて起こしくださいませ。

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